飲食業界で働く方の多くが目標にする「独立開業」。
独立すると決めてから実際経営に至る中で起こる問題を質疑応答形式でお答えします。
支配人昇格の内示を受けましたが、引き受けたくありません。
支配人は、事務作業、本社での会議、取引先との打ち合わせ、顧客クレーム対応などといった業務が増え、多忙を極めることになりますが、その割に報酬は僅かにしか増えないため、損な役回りだと感じます。また、文句ばかり言うスタッフをまとめあげる自信もありません。内示を引き受けるか、断って店を辞めるか…どうすれば良いでしょうか?(飲食店勤務 32才 男性)
逃げ回る人生に価値はありません、昇格は成長のチャンスとして捉えましょう!
会社があなたの能力や人間性を評価し、期待しているからこそ、昇格の機会を得られるのです。全ての人にそのチャンスが巡ってくるわけではありません。今後、経営幹部や経営者へと成長するきっかけにもなるはずですので、引き受けることをお勧めします。しかし、不安もあるでしょう。次のように考えてみてはいかがでしょうか。
- 一人で抱え込まず、チーム一丸となる機会と捉えよう!
業務量が増えるのは事実ですが、その全てを抱え込む必要はありません。スタッフと分担し、チーム一丸で進めるような方法を考えてみてください。共に働く意識が強くなります。
- 成長のチャンス!上手くいくか否かは気にしない!
店舗責任者として業績向上が最も大きな課題です。しかし、それは顧客満足(CS)と従業員満足(ES)の結果、実現されることではないでしょうか。良いサービスとチームビルディング、まずはここから始めましょう。特別なことは不要です。 - 人間的成長の機会と捉えよう!
1つ上のポジションに立ってみないと分からないことがあります。店舗責任者は経営者と同じ目線で店舗運営することが求められます。苦労もありますが、このチャンスを受け入れて、一回り大きな人間になるための“最初の一歩”を踏み出してみてください。消極的な今を捨てて、積極的な自分に変身するチャンスです。
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