第24回お題
リーダーシップにドライブをかける3つの簡単な行動!
リーダーのタイプは十人十色。行動で示す人、細かく指示をしてその一挙手一投足まで管理する人など、様々ですね。しかし、共通することがあります。それはチームや部下への影響力です。まずは、今日からできる簡単な3つの行動から実践してみましょう!
リーダーシップにドライブをかける3つの簡単な行動
1 一番最初に出社する
- (1)何にも邪魔されずに仕事を片付けられる
- (2)あとからくる部下の顔色を見て、健康状態の把握や抱えている課題の進捗管理に役立つ
- (3)部下の深層心理に「いつも早く来ているな、自分も遅れられない」という気持ちを植え付けられる
2 大きな声で挨拶する
- (1)覇気が高まり、よい「気」で自分自身を包み込める
- (2)部下もつられて大きな声で挨拶するようになり、チームが活気づく
- (3)とにかく気持ちがいい、清々しい気分になる
3 全員に声をかける
- (1)普段接点の少ない部下の様子までよくわかる
- (2)部下自身も自分の存在を感じられる
- (3)業務のコミュニケーションがスムースになる/意思疎通がしやすくなる
どれも、今すぐできることばかりですよね。
これだけでリーダーとしての存在感と影響力にドライブがかかるのです。ぜひ実践してみてください。
「トイレの落書き」
リーダーの影響力について、参考までにソニー元社長の井深さんのエピソードを紹介します。
ソニーの社長時代に、最新鋭の設備を備えたソニーの顔とも言うべき厚木工場で「トイレの落書き」が相次いだそうです。
工場長からの落書き禁止の示達も全く意味をなさず、繰り返されるいたずら。しかし、この悪行がある日を境にぴったりと収まったそうです。
「どうしてなくなったのか?」、なんと落書きが収まったきっかけになったのは…
「落書きをしないでください。ここは私の神聖な職場です」
という、パートの清掃員がかまぼこ板に書いて貼った1枚のお願い文だったそうです。
この時、井深社長は悟ったそうです。
「リーダーシップとは上から下への指導力、統率力ではなく影響力である」
一般にこの「影響力」はパートより社員が、社員より工場長が、工場長より社長が発揮できるように考えられますが、このパートの清掃員さんの行動は、決してポジションに関係するものではない、ということを自ら証明しました。
役職やポジションがあるからリーダーシップが発揮されるのではなく、役職やポジションに関係なく自分でリーダーシップを選択することにより、リーダーシップが発揮されるのです。
皆さんも結果を出すためには「自分でリーダーシップを選択し」「影響力」を発揮しましょう!
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