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第29回お題 7つのコーチングステップ~その1 『リラックスした環境を整える』 コーチングの第1ステップは、まず部下のためにコーチングを受け易い環境や状態を作り出すことにあります。<br />
これから始まる2人の意思疎通のために最も重要なことです。

第29回お題

7つのコーチングステップ~その1 『リラックスした環境を整える』

コーチングの第1ステップは、まず部下のためにコーチングを受け易い環境や状態を作り出すことにあります。これから始まる2人の意思疎通のために最も重要なことです。

コーチングの本質とは?
コーチングとは目標設定や課題の解決等、様々な場面で活用できるスキルです。その本質は、「部下の自発的成長を信じ、その実現のために考えさせる機会を創造して、結果的に挑戦する心や潜在的能力を引き出すコミニュケーションの技術」と言えます。
そして、そのために多用するのが『的確なタイミングで答えを魅き出す質問』です。
最も的確なタイミングで、部下が答え易く、その心に内在する自発的な回答を導き出せるような質問やガイドが必要です。
そこで、(1)答えは部下にあると心得、こちらから指示しない。(2)部下に共感する姿勢を貫く。(3)部下の自発的な行動を促す。この3つを前提に進めます。

STEP.01▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶▶リラックスした環境を整える

部下は怒られるのではないか、無茶ぶりされるのではないかと常に緊張や不安を感じています。安心・リラックスして執務できる環境や、対話の機会を整えることが上長の役割のひとつです。まずは、相談しやすい環境を整えてください。

自らの心身をリラックスさせる(ニュートラル)
まずは、鏡で自分の顔を見てください。多忙や課題を抱えているせいで険しい表情になっていませんか? 部下をリラックスさせるにはあなた自身がリラックスすることが大切です。深呼吸する、お茶を飲む、環境を変える、気分転換するなど、あなたの心と身体も部下を受入れる体制に仕上げてください。意識的に、ニュートラルな感情・姿勢を心がけてください。
部下を受け入れる空気と声かけ
突然声をかける時もあれば、事前に約束して向き合うこともあるでしょう。どちらの場合にも、始まる前にはあなたから声をかけましょう。相手は緊張していますので、優しい声と視線を投げかけます。「えっ、どうかしたの、気持ち悪いなぁ」と思われるくらいに優しくても構いません。優しい空気を身に纏ってください。
最初は身近な話題から
本題を直接切り出すのではなく、共通の興味や世間で注目されている話題(例えばスポーツや社会的現象)等を持ち出し、会話のきっかけを作ります。これは「ラポール(橋を架ける)」というスキルで相手の心に橋をかけるようなつもりで話しかけます。ここで打ち解けないとぎこちないまま進み、コーチングの目的を果たせないこともありますので注意が必要です。
会話のキャッチボールを
キャチボールは2人の呼吸があわなければ長続きしないばかりか、あらぬ方向に行ったり、意地になったりと、上手くいかないこともあります。言葉のキャッチボールも優しい言葉や相手のペース、返し易い場所を目指したりと、気を遣う必要があります。つまり、普段から信頼関係構築が必要なことが分かります。
共感状態を作り易いペーシング
コーチングスキルのひとつにペーシング(ミラーリング)があります。部下の行動や言動をそのままおうむ返しにして共感状態を作り出すことです。声のトーンや身振り手振りをあわせることで無意識のうちに共感状態に誘導できます。
「スランプに陥っています」→「そうか、スランプなんだね」
「成約とれました」→「そうか、成約とれたか、でかしたぞ」
「ケーキを戦略的に販売したいのです」→「そうか、ケーキか!」
これは、自分に近い考えの人ほど安心感を抱き共感する傾向がある人間の心理からくるものです。信頼関係構築のためにもぜひお試しください。

今後は、スタッフの話を聞く際には、上記のポイントに留意して意思疎通のし易い環境を心がけてください。

次回7つのコーチングステップSTEP.02現状の課題を丁寧に聞くについて考えてみましょう。

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