第35回お題
7つのコーチングステップ~その7「ゴール到達の達成感を共有する」
組織で働くことの醍醐味は、目標到達時の達成感を仲間と共有することにあります。それは、意欲を高め、成果を手にすることを組織内に刷り込むことでもあります。それにはどのような効果があるのでしょうか。
- 業務は目標に到達して完了します。進捗確認しながら最後のフォローまでしっかりと行い、目標に到達したら、その達成感や喜び、感動等を部下と共有しましょう。時には褒賞してもよいかもしれません。上長やチームと達成感を共有することにより、部下は見違える程やる気がでてきます。
- 業務は目標に到達して完了します。進捗確認しながら最後のフォローまでしっかりと行い、目標に到達したら、その達成感や喜び、感動等を部下と共有しましょう。時には褒賞してもよいかもしれません。上長やチームと達成感を共有することにより、部下は見違える程やる気がでてきます。
個人であれ組織であれ、目標達成した事実とその努力には惜しみない評価を与えることが重要です。
目標達成の感動は全員の前で共有しましょう!その主な効果は以下の3つがあります。
- 目標達成の度にチームの仲間とその事実を共有し、組織全員の成果として一人ひとりに感謝の気持ちを示し、自信をつけさせましょう。それが組織の活力になり、皆で一つのゴールに向う醍醐味を創造できます。案件担当者以外も様々なサポートをしてくれたはずです。チームスポーツのように、強い結びつきが生まれます。「みんな~よくやった!」と大いに褒めて鼓舞してください。
- 一方、案件担当者ではない者は内心穏やかではありません。「私だって…」と思っているはずです。そんな競争心や向上心に火をつける良い機会でもあります。「次は○○さんかな、期待しているよ、なぁ、みんな!」などと明るく声をかけることもよいでしょう。「次は自分が!」というゴールへのコミットとモチベーションを高められます。
- 目標達成の事実を共有するだけでなく、何故達成できたのか、何処がブレイクスルーポイントだったのか、ボトルネックはどうやってクリアしたのか、どんなコミュニケーションをとったのかなど、目標達成プロセスを明らかにして、組織内にナレッジとして蓄積します。そのナレッジやスキルを誰もが使えるようにして、次なる成功を支援する環境を整えるのが上長の責務です。
目標達成は誰もが望むことであり、組織運営のエネルギーとなります。コーチングの結果、その部下や組織が成果を出したならば、是非みんなで共有して、一人ひとりの糧となるようにその機会を有効活用してください。
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