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第36回 レランデヴォード トキオ

2013.8.8
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オーストラリアワインとフレンチで楽しむ、若い才能たちの交流の場。

遅めのランチタイムに伺うと、オーナーソムリエールの猪飼綾乃(いかいあやの)さん(写真:左)がお客さんとワイワイ盛り上がっているところでした。

ここでライブを開催したこともあるヴォーカリストの辰巳 真理恵さん(写真:右)と、お友だちのトモちゃんがワイン片手に、おしゃべりに華を咲かせていました。

真理恵さんからワインまでごちそうになり、取材そっちのけでいっしょに乾杯、その後トモちゃんのお誕生日サプライズデザート(写真:下)でミニパーティはさらに盛り上がるのでした。ごちそうさまです!

夜な夜な、だけでなくまっ昼真から、パワフル全開のあやのさん。取材時間の確認で夜中の3時にメールまでいただいたこともあり、いったいいつ寝ているのでしょう。

あやのさんは、いつかは自分のお店をと「東京国立 辻エコールキュウリネール フランス料理カレッジ」で学びます。

その後、「カフェ・クレープリー・ル・ブルターニュ」、グローバルダイニング、ひらまつを経て起業しました。オーストラリアVictoria州のワイナリーや、フランス・シャンパーニュ地方の「Maison de Champagne」で働いた経験もあります。ソムリエ資格を取得したのは2007年。バリバリの経歴をもつソムリエなのですが、自分は一歩引いて、いつもお客さんの引き立て役に。

「かつてパリに世界中から詩人や音楽家、画家、モデルたちが集まり、毎晩カフェに集い、夢や哲学を語り合った時代があったように。さまざまな若い才能が集まれるような場所になれたら、と思っているんですょ」

ギャラリースペースをアーティストに提供したり、店内ライブも開催中。オリジナルCDも制作・発表しています。

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いつか自分のお店をもちたいなら、やりたいと言いつづけることが大事。

あやのさんは、お店という空間をレストランだけに限定しないで、ケータリングサービスやネット販売などさまざまな事業も展開しています。

また、フェイスブックやブログを活用して、お店の情報を発信し、人との交流を広げています。お店の様子を記録するフォトグラファーでもあります。

「出会いがすべてだと思っています。鶴岡喬之シェフと出会ったのも、料理本を何十冊もだしているパトリス・ジュリアン氏のもとで働いていたときでした。野菜やオーストラリアワインのネットワークも、人との出会いがきっかけ。ケータリングサービスやネット販売も、お客さんからのリクエストがあってはじめたものなんです。すべての仕事は人との出会いがきっかけです」

お店は毎晩のように人が交流し合い、さながらパーティのような賑やかさ。そうした場を提供できていることが、あやのさんや鶴岡シェフの喜びなのでしょう。

「夢のある人、才能のある人が私は大好きなんです! 憧れるんです。そういう人たちとワインで乾杯し、料理を楽しみ、語り合っていたいんです!」

画家、写真家、音楽家……。そしてここから新しいレストランオーナーが巣立っていくのも、そう遠い日ではないはずです。

いつか自分のお店をもちたい、と思っている若い人に対して、こんなアドバイスもいただきました。

「やりたいと言いつづけることが大事。多くの人に夢を語り、巻き込み、一緒になって応援してくれ、手伝ってくれる人を増やすこと。そうすればきっとチャンスがきますょ」

※その他、ケータリング、音楽、アート、プロダクトなどの情報は→http://arigatoinc.com/index.html(外部サイトへ)

仕事に集中しまくりの、鶴岡喬之シェフ。綾乃さんと価値感を共有しながら、「レランデヴード トキオ」スタイルのフレンチを表現します。

ランチタイムにも関わらず、あたたかいサプライズデザートが! ハッピーバースディ♪ トモちゃん、おめでとうございます!

2ヶ月ごとにさまざまなアーティストの作品が登場するギャラリースペース。この日は五十嵐絢也さんの写真展でした。

店舗情報
レランデヴード トキオ (Les Rendez-vous de Tokyo)
東京都港区西麻布3-13-20 ヒデビルB1
tel.03-5410-8110
営:ランチ12:00~14:00 (L.O)
ディナー17:30~24:00 (L.O)
休:年中無休
交:各線広尾駅徒歩8分
<予告>次回のリレーキーワードは?
「レランデヴード トキオ」同世代の西麻布仲間「ペレグリーノ」

華のある人には、華のある人が集まる、そんなことを感じさせてくれた「レランデヴード トキオ」でした。さて、次のお店をご紹介いただきました。「同世代で同時期にお店をオープンさせた西麻布の仲間です。『ペレグリーノ』オーナーシェフ高橋 隼人さんは、北イタリアで修行された方。自家製生ハムがとてもおいしいんですょ」。ありがとうございます。西麻布のオーナーシェフ探訪、さらに深まりそうですね。それでは次回、「ペレグリーノ」さんでお会いしましょう。

文:高木 正人
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